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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのかるもののレビュー・感想・評価

3.0
正直!若干期待外れではありました!
エディ&ヴェノムのバディムービー、その続きとして見るならとても楽しい!
ヴェノムはあざといくらいに可愛いし、エディは相変わらずちょっと間抜けで頼りないマッチョだし!
元カノと、その彼氏もすごく良いキャラしてて、なんのスーパーパワーも持たない二人が、持ち前の人柄と根性を最大限に発揮して脇役に埋もれず大活躍する姿は最高です!

そうです、主人公サイドの人間関係はなんの問題も無いのですよ。
問題は、今回のヴィラン…カーネイジです。
なんか、弱くね!?っていうね!
原作のカーネイジからめちゃくちゃ弱体化されてる!とか、そういうのは仕方ない部分だと思いますので構いません。
が、弱いというのは『シリアルキラー』という側面の描写ですよ!
年齢制限の都合なのでしょうけども、殺人者としてのカーネイジの宿主、クレタスのヤバさが全く伝わらない!
殺す瞬間とかほとんど見せないから、なんかクレタスが雑に暴れるチンピラの兄ちゃんにしか見えないんですよね。
大殺戮っていう名前に偽りアリです。
血が出る表現は制限されてたのかもしれないけど!それが出来ないんだったら初めっからカーネイジなんか出すなよ!役者さんがとても好演されてただけに、すごいもったいないよ!
カーネイジの能力もなんか、前作のライオットとあんま違って見えないから強さイマイチ伝わんないし!
とにかくカーネイジだけがすごく残念で、だからこそ映画全体の評価が個人的には下がっちゃった感じでした。
カーネイジ、クレタス、シュリークのちぐはぐな関係性は好きでしたけどね。
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