のっち

寛解の連続ののっちのレビュー・感想・評価

寛解の連続(2019年製作の映画)
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寛解の連続はパンチライン

躁鬱病が寛解した状態で、震災を経験したラッパーで、介護士で、創価学会でという情報の多すぎる小林勝行を追ったドキュメンタリー。

専門用語には明るいから何か感じる事や考えるものがあるかなと思って鑑賞。結果、夢を追ってるめっちゃ優しい人の創作活動という本当に陳腐な感想になってしまった。
ただ映画は陳腐じゃなくて、若い監督が小林勝行a.k.aかっつんが何者なのかを知ろうとする最後の5分くらいに表れていてとても良かった。かっつんも、自分や今の状態が何なのかということを考えながら言葉にしていく過程と、ラップで気持ちを昇華していく様がびっちり輝いていた。
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