梅ちゃん

悲しみより、もっと悲しい物語の梅ちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
スーパーの総菜コーナーで半額になったカツを買い、ワクワクして帰宅したら昨日のカレーを全部食べられていた。

悲しみより、もっと悲しい物語―――
※本編とは関係ありません。


ともに家族に対する喪失感を抱えた男女、Kとクリームの愛の行方を描く、運命のラブストーリー。
2009年クォン・サンウ主演の韓国映画を台湾でリメイク。
2020年106分🇹🇼

主演のリウ・イーハオくん、少し前に観た〈君のためのタイムリープ〉の子ですね。とても愛嬌があって好青年。ヒロインも丸顔で、目なんかキラッキラして可愛らしいお顔立ちです。

パッと見、〈沢村一樹の息子&ビビる大木の嫁〉と例えたら、万人がクッキリとイメージ出来るのでお超ススメです。(真顔で)

友情以上恋愛未満な二人の同居生活、そこに絡んで来るかませ犬男女一名ずつ。王道恋愛ストーリーに訴求力の高いテーマソングが絡みつき、感情をグワングワン揺さぶってくる。

当初、『おやおや、大きく出ましたね…殺しますよ!』(CV:中尾隆聖)と脳内再生したタイトル。魅力溢れるキャストにグイグイ引っ張られ、気づけば箱ティッシュ抱えて完走の運びとなりました🤧🎉

ほかの方のレビューを拝読し、NETFLIXにドラマ版があることを発見。まだしばらくこの世界に浸れそうです…😌✨



以下ネタバレ含む🤫㊙️⚠️



〈登場人物の死〉をゴール地点に設定して涙を誘う安い展開は、はっきり言って好みではありません🙅

そんな愚行は日本の法律で禁止すべきとまで真剣に思っている。国会で取り挙げてくれる党がなければ、次の参院選に僕が無所属で出馬したいくらいの勢いだ😤

翻ってこちらの作品。

登場人物が病む。病んで死ぬ。ところが嫌な感じはなかった。

描かれる内容に対して〈登場人物の死〉が、ゴールではなく動機や過程としてしっかりと扱われていたからだと思う。

白眉はラストにおけるクリームの選択。
想像の余地を残す絶妙な演出バランスはとても上品で、記憶に刻まれる素晴らしいエンディングだったと感じました。