Sho

潜入のShoのレビュー・感想・評価

潜入(2006年製作の映画)
3.0
ファン・ジョンミンアニキの麻薬モノ。

我らの愛すべきファン・ジョンミン!
ではなく、
イヤなヤツのクズ・ジョンミン😖

数年前、苦湯を飲まされた相手、麻薬王チャン・チョルを捕まえたい刑事ト・ジングァン(アニキ)。
麻薬の密売人サンド(リュ・スンボム)を無理矢理協力させて逮捕したい話。

日本で観れるようになったのは最近のようですが、作品自体は2006年製作。
そのせいなのか、韓国のクライム作品の良さが薄く、全体的に大味な印象。

おそらく以前にも書きましたが、
個人的にこの手の韓国作品の良さはやはり、

しつこい
しぶとい
憎たらしい
痛々しい
すぐ殺す
銃よりも鈍器や大振りの刃物が好き

などが特徴的だと思っていまして。
残念ながらどれも該当しません。
※厳密に言えば該当する箇所もあります

あとは、2人ともジャケットの謳い文句のような悪いヤツではありません。

ジョンミンアニキは、手柄のためならどんなこともする。
風なだけで、実際そこまでのやりすぎエピソードはナシ。
リュ・スンボムも、密売人になったエピソードからして悪人色は薄く、せいぜい背伸びした大学生ぐらいの悪人度。

ちなみに潜入という邦題ですが、なんか違います。
おとり捜査のようなハラハラ感はありませんし、(一応)悪人の2人の熱い友情が🔥
というわけでもありません。

もっと2人の
『こいつぁ手に負えねぇ。。。札付きのワルでさぁ。。。グヘヘԅ( ิټ ิԅ)グヘヘヘ』
※北斗の拳の雑魚キャラ風
感があれば名作になりえただろうと考えると惜しい作品ではありました。

ファン・ジョンミンアニキ好きとしては、昔のアニキの熱演作品が観れたということで良しとします。
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