初代ウルトラマンが怪獣や地球侵略を企む星人と戦っていく!
『シン・ゴジラ』からの流れを受け継いだ作品。
今更ながらようやく観る。
ウルトラマンシリーズは今でも続くほど人気だけど、自分にはそれほど思い入れがない…
初代とセブンは見たことがある。
単に怪獣を倒すだけでなく、そこには風刺も入っていたりしてドギツイ話も多い。
初代で言うならジャミラ回は子供よりも大人の方が響くものがあると思う。
他には地球をさまよう亡霊怪獣シーボーズがウルトラマンの協力で元々いた墓場に帰る話も面白かった。
科特隊がこれまで倒した怪獣の葬儀をしていたりと細かい描写もある。
そんなわけでバラエティ豊かな話をどう映画にまとめるのか不安もあった。
本編はウルトラQネタもあったりと、小ネタが散りばめられていてマニアなら嬉しいんじゃないだろうか。
とはいえ、駆け足気味で次々に怪獣と戦ったりするので話に入り込むまで時間かかるかも…
科特隊のメンバーは斎藤工と長澤まさみしか印象に残らない。
この2人の出番が多いからしょうがないけどね。
元ももクロの早見あかりもいました(笑)
ウルトラマンと星人とのやり取りが多くて、盛り上がりに欠ける。
後半から難しいというか面倒な話になっていくのがエヴァっぽいなと思った。
メフィラス星人の「私の好きな言葉です」はちょっと真似したくなる(笑)
ウルトラマンの最後の相手と言えばゼットンになるけど、これもガッカリ…
エヴァの使徒と戦っているような感じだからゼットンに全く見えない。
やっぱり映画にするには無理があったかな。
バルタン星人とかダダとか出なかったのが残念…
それ言い出したらキリがないか(笑)