マグルの血

1917 命をかけた伝令のマグルの血のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.7
全編長まわしの戦争映画って宣伝見て、ワクワクしながら映画館に行って、ボロクソ泣きました。映画館でちゃんと泣いたのは初めてだと思いますし、これ以降も涙は出てません。

多分、辻褄が合わないところもいっぱいあるのかも知れない。でも、主人公がボロボロになりながら、もうなんで、こんな頑張ってんのかわかんねえみたいな限界が来ても、任務達成の為にひたすら走る姿。クライマックスで涙が止まりませんでした。

いよいよ戦争なんかなんの為にすんのかよくわかんないですね。いや、色々理由があるんだろうけど。偉い人にしかわかんないような。
でも世界中の人間はだいたい戦争なんかしたくないわけじゃないですか。単純に死にたくないし、痛い思いもしたくないし、財産を失いたくもない。いいことがない。

国を豊かにするために戦争をするとして。皆ある意味では愛国心が薄れてきているとも言えるのかもしれないけど、概ね「国か人」でいったら「人」をとるでしょ普通は。
でもそれがまかり通らない時代があって、その時代の上に今成り立っている。

どんな理不尽な状況であれ、他人の為に命を張った人がいる。こういう事実は胸に留めておかなければならないのかもしれませんね。No warです。
マグルの血

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