おゆき

1917 命をかけた伝令のおゆきのネタバレレビュー・内容・結末

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

監督が実の祖父に捧げた作品なのね。

長回しのシーンの連続である映像は圧巻。どうやって撮ったんだろう、って何度思わされたかわからない… 特に、わりと序盤で主人公だと思ってた1人が亡くなるシーンとその前後。重要人物の死に触れてもカメラの視点が動かないから、良い意味で「映像作品を観せられている」感覚がなくて没入感に浸れたのかもしれない。

ただ私はその後に少し冷めてしまった。落とされた橋を渡った先の建物内で敵と撃ち合いになったスコが階段から落下して暗転?するシーン。やっぱり、作品の初めから終わりまでワンカットなわけないよね。14.5㎞も2時間弱で(ほぼ徒歩で)移動できるわけないし。なのに時間の繋ぎ目が一切ないような見せ方が、どうしても時間の経過がわかりにくいと思えてしまって。滝から落ちたあとのシーンもそう。
好みの問題といえばそれまでかもしれないけど。

コリンファースとマークストロングとベネディクトカンバーバッチという、ちょい役にしては豪華すぎるイギリス人イケおじ様達は必見…!
おゆき

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