ウェカピポ

1917 命をかけた伝令のウェカピポのネタバレレビュー・内容・結末

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

もう単純に単純に映像がただただ凄い作品だった!!!!!!

「ワンカット風編集?」(どんな風に呼ぶのか分からない…)を目的に観に行ったが、思ってた3億倍カロリーが高かった。

カットがない映像と早い場面の移り変わりで全く油断のできない映像体験ができた。一番体感時間が短い映画かもしれない。この映画を通して普段自分はカットで息継ぎ?というかひと休め?をしていたんだなと痛感した。

そして、この映画は「戦争映画」という括りかもしれないが、「移動距離がすごく短い旅映画」としても楽しむことができた。
花園で寝てるシーンから始まり、すぐ近くの塹壕から平野、そして軍用車の中へと、私達を「戦場」の世界へと連れて行ってくれる。ワンカットという特性上、移動距離が短い分そのおかげで「あの場所のすぐ近くにこんな場所があるのか…」と戦場の恐怖をより一層感じられた。

役者の視線でスローになる意味深のシーンや、刺されてから顔が一気に白くなるシーンなどの気になる細かい場面が多いので何回見ても新しい発見がありそう!
(最後の300m走るシーンで涙)

私事になるが鑑賞中に地震が来て疑似4DXを体験できた。。