こんな酷い、というか原始的な思考の戦争がつい100年前行われていたなんて。
映画のセットとは思えない、壮大なロケだと思います。
映画になるくらいだから、最後は伝令を伝えることに成功したのは解ってるんだけど、でもハラハラしながら見ました。
前戦に立つ兵士の命が軽々しく扱われていた様子、銃で撃たれるのが分かっていながら敵地に突進する様子、長篠の戦いや桶狭間の戦いとなんら変わらない画でした。飛行機や戦闘力の高い砲弾は進化しただろうけど、350年前の戦い方と同じなんて。
そしてこれは第一次世界大戦のときの話、このあと世界は第二次世界大戦をやってる。今だから思えるのかもしれないけど、いや今だから思うんです、なんて愚かだったんだろう、って。
核の抑止力とはよく言ったもので、確かにいまはそれがあるがゆえに徹底的に話し合う姿勢が取られてるのかもしれない。
平和の有り難さを改めて言葉にする八月です。