おそらく初かもしれない、エジプト🇪🇬映画。フィルマークスはなぜか🇮🇳になっているけれど🤣👏
拳銃所持や殺人未遂やらで突然不当な逮捕をされた息子(僅か5歳🙀)の為に、自らも刑務所に入り息子を助けるべく奔走する父親を描く。
見るからに悪い顔をしたゴリゴリイカつめおじさん軍団と共同の監獄での生活ということで、このおじさんたちとだんだん絆が深まる展開を期待したけれど、ムショの描写が思いのほか少なかった🥲
後半は権力者の屑っぷりが露呈されるなかなか胸糞急展開が起きるので主人公と息子を全力で応援してしまった。息子役の天パボーイがめちゃくちゃ天使で可愛い🤤👏「神さまがくれた娘」のニラーちゃんにやや似てる🥰🥰

権力者の暴走によって起こるトンデモ事件を描いたエジプト映画。

誰がどう見たっておかしいトンデモ事件なのに、どう真っ当に生きようともメディアと権力に押し潰される不条理さが、幼い可愛い息子のストーリーを交えて面白く描かれていると思います。

法は弱者を守らず、権力者を守るもの。権力を手に入れた人間の醜さと、その中でも真っ直ぐな生き方に希望を見出せる、いろいろな立場の人間をよく描いた映画でした。

精査されない真実、自分を国そのものと勘違いしている権力者、声のでかい人間との癒着、そういう不条理は現実なんだろうと思う。
怒りは分かる。
希望を見失いたくないのも分かる。

ただ映画としては………突然謎コメディテンションになるのやめてほしいかなって………