お嬢さま

メタモルフォーゼ/変身のお嬢さまのネタバレレビュー・内容・結末

メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

ごきげんよう

「アニョハセヨ」は「こんにちは」だけじゃなく、「いってらっしゃい」や「失礼します」などにも翻訳されますのね。
わたくし初めて知りましたわ!

本題。
逆さ十字に逆詠唱、3枚舌やら山羊カラスなど古典文学のような悪魔が韓国映画で拝めるなんて大変素晴らしかったですわね。

エクソシスト養成学校(?)もあり、当たり前に悪魔憑きが存在する世界観になっている点を除いて、ド定番も定番で見やすい構成の中で分かりづらいドッペルゲンガーシステムは面白かったですわ。

どうして家族が本物かどうか確かめないのかしら!と思えど、それはご都合主義なのです。恐慌状態の人間の愚かな行為が見れることもまたホラー映画の醍醐味ですわね。

弟である神父を犠牲にしてまで守った家族は、母子と父に分断されて戻れはしない。
たとえ悪魔に勝てたとしても幸せは戻らないかなしい結末でしたが、幸せな家庭シーンやら兄弟の愛と確執シーンが少なすぎて切なくなるより「神父さまはここまで頑張ってあげる必要があったかしら」と疑問が残りましたわね。
神父さまを慕う末の弟が死んだ方がラストシーンは盛り上がったかもしれませんわ〜

何はともあれ、古典映画『エクソシスト』がお好きな方はぜひ視聴をおすすめいたしますわ!

それでは皆さま、アニョハセヨ〜
お嬢さま

お嬢さま