もしかすると僕たちは同じ時に互いを恋しがっていたのかもしれない
1994年〜2007年まで実在したラジオ番組「ユ・ヨルの音楽アルバム」に沿って、男女が寄って離れて…なお話。
穏やかに進んでいくんだけど、綺麗事にまとめずに、二人ともどこか負の要素を纏いながら生きている感じが良かった。
所々「んなわけあるかい!」と突っ込みたくなるシーンもあったが、運命の相手ならこうやって偶然に会うことがあるのかもしれないとなぜか腑に落ちてしまった。
すぐに連絡して会えない時代だからこそ、1%の可能性に賭けて動いたりしていて、偶然じゃなくても再会できる確率を上げてるのかなぁとか。
そう考えるとアナログっていいな。
年代に合わせた挿入歌も良かった。
ユ・ヒヨル(スケッチブックの方。ユ・ヨルではない)の우리는 어쩌면 만약에…の歌詞が二人の関係性をドンピシャに表していて、この映画のために書いた?と思った。
※曲の方が先に生まれてます。