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オフィサー・アンド・スパイのh1sash1kjmのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ポランスキー、面白かった!ドレフェス事件、それほど興味のある事件では正直なく、それほど期待してみなかったが、始まると思わず見入ってしまった。別にユダヤ擁護ということではないのも良い。自分の正義と信念を貫くピカール中佐。逮捕され収監され除籍となっても真実を求めてめげない。部下なのにいうことを聞かないアンリとは決闘で勝負をつけるのはスカッとした。自身はその後閣僚にまで上りつめるが、最後にドレフェスが自分も収監された期間の分を昇進させろと申し出るのをスパッと断るところとか、非常にフェアな描き方をしているように感じた。しかし、ドイツのみならずフランスでも嫌われるユダヤ人、一神教徒どうしのくだらない争い、いい加減なんとかならないものか。
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