よし

ベイビーティースのよしのレビュー・感想・評価

ベイビーティース(2019年製作の映画)
3.7
不治の病を抱える娘ミラと不良青年モーゼスが恋に落ちる物語。

2人の出会いからミラ、モーゼス、ミラの父、母、そして音楽学校の教師、隣人の妊婦さん…。
みんなが不完全な人、不安定な人間関係の上に成り立っているような印象でした。

そんな人たちが不治の病を抱えた娘を中心とした生活を送っている。
そんな人たちにそんな娘を守ってあげれるのだろうか…。

しかし、宝物の娘のほうが自分たちより早く「雲」になる両親の気持ちは想像できないけれど、この世の終わりのように思うだろうし、不安定な気持ちになるのはわからないでもない。

最後、砂浜でのシーンからエンドロールは涙してしまった…。
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