松井の天井直撃ホームラン

異端の鳥の松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
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☆☆☆★★★

2020年11月7日 TOHOシネマズ/シャンテシネ2







とりとめのない感想

まあ、、、どうレビューを書こうとも、多くの人と同じ感想になってしまう。
その内に気が向いたら正式にレビューは書くかも…

まあ1つだけ神の視点で、、、
冒頭直後、小川のほとりに佇む少年。
カメラはいきなり神の目線となる。
終始無表情の少年だったが。中盤で殺されそうになると、突然感情を露わにする。すると神の誘いを受け赦しの機会を得るのだが、、、
またしても神から見放される少年。
やがて少年は、殺人マシーンとしてどんどんと無機質な人格へと変わって行く。
だが、そんな少年も最後には神の赦しの視点からのエンディングが、、、

ロードムービーであり、ある意味ではオムニバス系と言っても良い。
2時間50分はあっという間に終わってしまうものの。少年を主人公に据えつつ、性描写が生々しい為に、多少は好き嫌いが分かれそうだ。
最後のパートが少し駆け足で、いきなり少年の感情が戻ってしまう感がちょっと勿体なくは思いましたが。

後半の焼き討ちの場面で、『荒野の七人』『地獄の黙示録』『ジョーズ』また他の場面では、ブニュエルの『忘れられた人々』等を意識していた様なショットがあった様な気が💦