このレビューはネタバレを含みます
キレイに男女が別れることの難しさが伝わってくる話だった。
二人が積み重ねてきた軌跡のような幸せな思い出までも飲み込む離婚裁判。
旦那も妻も醜い。
汚さが溢れ出る。
罵倒し合いのクライマックスの動きは凄く良かったなぁー。
なんで、アメリカ人って何度も離婚と結婚を繰り返すのかねー
こんな離婚一生に一度でお腹満腹でしょ。
ラストの靴紐を結ぶシーンは、彼への愛情が残っているからではなく、息子が怪我をしないためと私は感じましたね。
観る人によって感じ方は違うシーンですねー。
クレイマークレイマーを彷彿させるところもあるけど、
今作は、旦那と妻のパートが半々で、子供は記号にしかなってないので、やはりあの名作には届かず。
人は
判断力の欠如で結婚し、
忍耐力の欠如で離婚し、
記憶力の欠如で再婚する。
この名言に尽きる。