このレビューはネタバレを含みます
とにかくアダムドライバーが好きな人は絶対見た方が良い…可愛いから…
お互い好きなんだけど、自分の人生を見つめ直した時に離れるべきだと気づいて離婚を決意するっていう話から始まるんだけど、長々とした離婚までの道のりや嘘で相手を侮辱したり子供を巻き込んだり、離婚とは一体なんなのだ？という気持ちにさせられた。
喧嘩をするとき、とにかく私はこんなに怒ってるんだぞって主張したくてお互いひどいこと言って、傷つけて、最終的にアダムドライバーが死ねまで言ってしまい泣いて謝るところがすごく悲しかったし同時に「あるある…」ってなる。
相手の好みの食事も知り尽くして、良いところもあって、離婚しなくてもいいんじゃない…？って思うけど、でも自分が人生でやりたいことをするために別れるしかなくて、お互いを尊重して…
もう第三者の我々は「別れなくてもいいじゃん…」「でも自分らしく生きるためには別れるしか…」「でも別れなくても…」って永遠と考えてしまう。
アダムドライバーが最後に歌う歌詞で「孤独は孤独でしかない。僕は生きている。」って言うのが、この映画をすごくよく表してるな〜と思った。
見終わったら何かしら思うところがあって、それがなんだかわからないけど、でも自分はこうしなくちゃって考えさせてくれる映画だった。
