茸のうち

マリッジ・ストーリーの茸のうちのネタバレレビュー・内容・結末

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

あらすじで全然惹かれなくて後回しにしてたけど、評判通りの傑作だった!
何気ない仕草や行動が凄く印象に残る作品。壊れたものがあれば二人で直して、決められない食事メニューを決めてあげて、靴紐がほどけていれば結んであげる。
言葉では伝えられないのにお互い誰よりもわかりあえてるもどかしさがあって、最後の最後までまだ元通りになれるんじゃないかって思ってしまった。
真っ白な部屋で、お互いに本当に言いたいことを言えないまま涙を流しながら傷つけあう。涙腺ザコなのでなんとも言えない感情がこみ上げて来て、もらい泣きした。
演技一本でここまで質を高めた演者陣天晴!オスカー演技部門3/4も納得。
監督のノア・バームバックのパートナーがグレタ・ガーウィグってこと考えると、本人の実体験も少しはあるのかなと勝手に推測してたけどどうなんでしょ


Big Little Liesの時もあったけど、離婚調停の時、相手の弁護士絞らせるため面談にいけるだけ行くってのはあっちじゃ常套手段なのね。しかも今作は逆にローラ・ダーンがやり手の弁護士っていうのも面白過ぎた。
茸のうち

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