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ホモ・サピエンスの涙のaymmのレビュー・感想・評価

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)
4.0
時代、性別の異なるひとびとの人生の一瞬を切り取り
生きる絶望や希望を描いたヒューマンドラマ。
というか、もはや芸術作品!
スウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソン監督5年ぶりの新作です。

この映画、あらすじと言えるほどのストーリーはありません。
ワンシーンワンカットで撮られた33のシーンと必要最低限のナレーションで構成されています。
そのシーンはほぼ全てCGを使わず
アナログにこだわって撮られています!
(空飛んでるとことか一部を除き)
このシーンひとつひとつが絵画的に美しい!
ポストカードにして持ち帰りたい🥺


絶望的な場面も微笑ましい場面も
そこに映る人々に
どこか愛着を抱いてしまう
不思議な愛おしさがあるのも魅力です。
ほかの映画では感じられない
不思議な世界観にどっぷりと浸るため
スクリーンでの鑑賞をお勧めします😌
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