過去に交際していた女性がマフィアに誘拐された事を聞き付け、私立探偵の男と彼女の兄が共に手を組んで捜査に挑んでいくバディムービー。全くの期待値ゼロで鑑賞したせいか、低予算無名B級作品の割にはアクションシーンも含めて大いに楽しめました。ラストも驚愕のどんでん返しが控えていて、なかなか満足の幕引きとなりました。

• #どんでん返し

フィルマで一つ達成したいことがあり、それは誰もMark!していない作品のレビューを残す。なのですが、これが無い！
私もこれまでそこそこ観てきているはずなのですが・・・流石はフィルマユーザー恐るべし。

ってことで、今現在、唯一Mark!が一件ついている今作を紹介。


『ブラッドチェイス』
元ニューヨーク市警だったコナーはロサンゼルスで私立探偵を営んでいた。
そんなある日、昔の友人リックがコナーを訪ねる。
リック妹のキムが中国とロシアのマフィアの抗争に巻き込まれて誘拐されたとの事。
はたしてキムを誘拐した犯人は？キムの行方は？といったお話。


アルバトロス社特有の派手なジャジケット写真のような豪快な映像シーンは無いのですが、
アクション物としては中々の見応えです。
銃撃戦よりも、コナーやリックの格闘シーンに惹かれます。
特にリック（ラッセル・ウォン）のマーシャル・アーツが華麗で爽快。

実は、リックの妹キムはコナーの元彼女といった関係もあり、コナーとリックは仲が悪い。
その為互いを牽制しながら(のらりくらり)事件解決を進めていくんですが、途中、事件に協力するタクシードライバー(元軍人)や、
任務中足を撃たれ車椅子生活を余儀なくされた元コナーの同僚等、個性が立っていたキャラクターが登場するのも◎

そしてラストは意外な展開が待っております。
私は初めこのラストは読めませんでした。Ｂ級作品のくせに私を欺くとか中々やりやがる。

全体的にはいかにもアメリカのテレビドラマ風な感じですが、観賞機会あれば中々楽しめる逸品と推しておきます。




よくよくMark!が無い作品を探すともう、エッチ系しか残ってないわ・・・

バディもの
意外な掘り出し物だった


行方不明となった元カノを探すため奮闘というお話
キャラクターが立っていて掛け合いが楽しいし、映画自体もテンポ良く進んでいき楽しく最後まで見ることができる
そして最後には意外な展開もあったりと目が離せない
惜しかったところといえばバディものなんだけどあんまり個性が差別化されていなかったところ
他にコメディを担うキャラクターがいたというのもあるんだけど、どっちもクールで強い感じのキャラクターだったのでそこは差別化しても良かったような気がした


アクションは銃撃戦だけでなく肉弾戦もあったのは嬉しかった
ロミオマストダイでラスボスを演じたラッセルウォンがイキイキとアクションしていたのが印象的だった
肉弾戦この時代の非香港映画ということを考えればまずまずの完成度
でも絡み役もだけどリアクションが下手すぎる！笑
そこが解消されればもっと面白くなったのになぁと思ってしまった


意外にも？映画としてのツボは抑えられてて楽しめた一本
アクション好きの方は是非