親の子供を思う気持ち。
「お前は幸せだったかい？」
これが全てなんです。お前が幸せなら私は何も望まないよ。
そして自分の最後も子に迷惑をかけない様にと細工しちゃう。
それに対して子供って、無頓着で、親に対して冷たいわけじゃ無いんだけど、親に冷たくしちゃうんだ。そんなもんなんです。
この映画では、そんな事情を、隣の婆さんやら、役人やらを絡めて、コメディーっぽく作ってる。
地味だけど良い映画になりました。
親の愛をベタベタに表現しないでサラッとしかも深く表現されてました。
最後は「鯉」が、息子を親から離れられない様にしちゃって。車使えず、外部に連絡も出来なくしちゃった。
そして息子も鯉に感謝したのかな。
無理もせず、川に返しちゃう。
意味深なエンドでした。
