コミナミ

バーナデット ママは行方不明のコミナミのレビュー・感想・評価

4.2
夢を諦めた専業主婦のバーナデットが再び人生のチャンスを掴む物語。

作品の中で描かれる親子の関係性がとても素敵で、お互いの全てを知ることが出来なくても、理解しようと努力することはできるという姿勢が心に響いた。

人生再起のチャンスは思わぬところにあるし、その決断をする時に、背中を押してくれる人たちに恵まれることがどれほど幸せかってことだなぁ。

後半怒涛の展開にちょっと理解が追いつかない(?)ところもありましたが、バーナデットが踏み出す一歩と、それを支える登場人物の愛で、物語のラストを飾る南極が暖かく優しい場所に見えてしまった。

ケイト・ブランシェットの悩める天才っぽさはとても似合ってるし、バーナデットの娘・ビー演じるエマ・ネルソンの演技も良かったです〜!
コミナミ

コミナミ