のりちり

痛くない死に方ののりちりのレビュー・感想・評価

痛くない死に方(2019年製作の映画)
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映画館鑑賞。

痛くない死に方ってあるの?と思って観た。

主人公は、出世のために在宅介護の医師になったが、対応は適当だった。
観ていてなんという上から目線と怒りがわいた。

その後、本気で始めたら、そんなものじゃなかった。
家族は最期を看取るまで、ずっと介護。
医者も看護師も連絡があれば24時間対応。
痛くないは、医者ができる痛みをとることだけをすることだった。
どうやっても死んでいくんだけれど、痛みで七転八倒しないようにする。
これは、大事なことだと思う。
救急車を呼んだら、在宅医療は終わってしまう。
そこは家族としっかり話さないといけないところ。
こんなに早く死ぬつもりじゃなかった人もいるに違いないが、家で死ねて良かったと思えるようにしてあげるのが在宅医療。
誰にでも死はやってくる。
管もなく、安らかに死ねたらいいなあと思った。

余貴美子の看護師、良かった。
ファンというのもあるけど。
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