痛くない死に方の作品情報・感想・評価

「痛くない死に方」に投稿された感想・評価

ジミン

ジミンの感想・評価

3.8
2021/9/4 国立の上映館にて。
看取りについての映画
小さな上映館だったが、学生は自分と友達しかいなくて周りは全部おじいちゃんおばあちゃんだった
正直一緒にいた方たちはなにを思いながら映画を観てるのか気になってた

おじいちゃんとかの家族の死を思い出してめっちゃ泣きながら観た
映画を観る前には看取りの具体的過程についてよくわかっていなかったけど映画を通じて現実ってこんなものかなって少しだけわかった気がする

自分の家族が延命治療を望んでいないと宣言したとき、自分はそれをちゃんと尊重できるかな。
死を放置するような罪悪感にとらわれたりはしないかな。

この映画を医療従事者の人が観たらどう思うかも気になる
看取り介護の立場と病院の立場はまた異なるから

んーむずかしいのう

あでもおじいさんがセクハラするシーンはイラッとしたそのシーン必要だったの?
後半の理想化が過ぎている気もするが、メッセージ性を全面に出している映画なのでそれもアリだと思います。芸術性はありませんが無理に芸術性を出すよりは全然良いです。

この映画を観てこの死に方が唯一の理想で絶対的に正しいものと思うのは違うと思いますが…。だって、そう考えちゃったら、それ以外の死に方(である場合がほとんどでしょう)が否定されてしまいます。それはオカシイ。

でもそれはこの映画の出来いかんとは関係ないです。
見ていて自分の診療を振り返りたくなるような、そんな内容。僕は真摯に患者に向き合えているだろうか。
MALPASO

MALPASOの感想・評価

3.1
映画『痛くない死に方』

監督・脚本、高橋伴明ということで期待して観た。
柄本佑を主演に、宇崎竜童、余貴美子、坂井真紀、大谷直子、奥田瑛二と名優が勢揃い。
奥田瑛二は相変わらずカッコいい。

残念ながら、在宅医療を真摯に描き過ぎたのか?悪く言うと、教習所で見せられるビデオの様だった。後半、宇崎竜童が登場して、川柳が出てきて、違う映画の様になる。伝えたいことはわかるのだけど、映画としての出来はいかがかと。残念。
下高井戸シネマにて。在宅医ならではの葛藤や達成感を医者の立場から垣間見ることができ、とても貴重な映画体験となりました。宇崎竜童さんと大谷直子さんが演じた夫婦がとても素敵で、とくに宇崎さんの芝居は最高でした。エンドロールで知りましたが亜湖さんも出演されていたのですね。どのシーンかな。管だらけで吐血する患者さん役だったのかな。だとすれば地を行くようなシーンだったのかも。
高橋伴明監督の代表作の一つになった気がします。リアルタイムで観なかったことを後悔しています。
kazmi

kazmiの感想・評価

4.0
前半パートは見るのが苦しかったけど…
後半、宇崎竜童が出てきてから俄然楽しくなった(不謹慎、シツレイ!)
普段考えていたことを整理して確認できた感じ。
こんなふうに生きて死ねたら「完璧です!」

うちのおじいちゃん、95歳の夏にいつも通りお昼を食べて、ひ孫とおしゃべりして、「どれ、昼寝しようかね」と自室に歩いて帰って、そのまま夕方布団の中で亡くなってました。それこそ自然に枯れるように。
ガンを患ったらこうはいかないけど…
目標です!
末期癌患者を在宅で看取った経験から、在宅医療を見つめ直す医師の話。

ドラマ性を極力廃して、在宅医療の現状の再現に努めている印象。

説明的でやや形式ばった感じを受ける場面もあるが、在宅医療を考えるにはこれくらいで丁度良いのだろう。
ぽぽぽ

ぽぽぽの感想・評価

4.0
【 記録 】@フォーラム東根

ずっと観たかった映画。
祖母を思い出しながら鑑賞しました。
母はこんな気持ちで
祖母を看取ったのかなと。

自分が死と向き合うのもこわいけど、
人の死と向き合うのは
もっとこわいことだなと思いました。
jocx

jocxの感想・評価

4.2
看取りという、難しいテーマにとても考えさせられた。前半は家族に迷惑をかけてこんなに苦しむなら病院で死んだ方がいいのでは?と思ったが、最後まで自然に任せて死ぬなら在宅がいい、と思うようになった。高橋伴明監督の思うツボのようだが、本当に死と向き合った良い作品だった。奥田瑛二さん演じる医者がとても良いことを言う。役者も素晴らしく、柄本佑君が医者の苦悩と成長、そして人間としての温かみを力強く演じている。患者役の誰もが素晴らしい。年齢層が高めの映画だけど若年層にも観て欲しい映画。奥田瑛二さんと柄本佑は実際でも義親子関係と同時に役者としての先輩後輩が反映されて、それも見どころです。
自分の大好きな「TATTOO「刺青」あり」1982年の、高橋伴明監督✕宇崎竜童作品に再会できました。いい、薄っぺらくない!実体験を映像化したのだから当然なんだろうけど、素晴らしい仕上りかと思います。自宅で死にたい、見送りたい。家族に看護されたい、世話したい。だけど実際は厳しいだろうし、見るに耐えない事もあるだろうなー。死の間際に大きな波がきて、それを乗り越えたら静かな死がやってくるなんて知らなかった。ここでだいたい救急車を呼んでしまい、病院で管だらけにされ、家には戻れなくなるらしい。溜まった腹水は抜かない、点滴を入れたくなるから、病院で死ぬ患者は、みな点滴で溺れてる。人間の死はゆっくり枯れて行くのがいい。人それぞれ違いはあるだろうけど、こんな在宅医に出会いたいと思う。それを演じた柄本佑のせいなのか?
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