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柳生連也斎 秘伝月影抄
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『柳生連也斎 秘伝月影抄』に投稿された感想・評価

市川雷蔵と勝新太郎のダブル主演。

昭和31年の作品で、市川も勝も若い。
この二人で大映で「カツライス」と呼ばれ一時代を築いたが、その初期の作品です。

尾張藩に宮本武蔵が招かれ、藩の指南役の柳生との試合が。
結局、宮本武蔵は指南役にはなれず、その意思を弟子の鈴木綱四郎(勝)が受け継ぐ。
鈴木の幼馴染みの、柳生の息子の兵介(市川)は綱四郎の代わりに若殿と江戸に行くことになり、評判を上げた。

この二人の間に、美和と言う女がいて、美和は兵介の事が好きなのだが、綱四郎は美和の事が好きで、兵介は「さん」と言う女に好かれていると言う難しい関係に。

江戸から帰り、ある事件をきっかけに兵介と綱四郎の仲は決定的になり、美和の「死」から果し合いへと・・。

市川雷蔵の男前は、この時には確立されていましたけど、勝新太郎もまだ顔がシュッとしていてカッコいいです。

全体を通して、チャンバラシーンは少ないですが、その分最後の果し合いシーンへの期待と盛り上がりが。

大映らしさのよく出てる映画だと思いました。
3.0
〖1950年代映画:時代劇:小説実写映画化:大映〗
1956年製作で、五味康祐の小説を実写映画化の時代劇らしい⁉️

2026年34本目
 兵介の父・柳生兵庫助に対する剣豪・宮本武蔵、余り腕が立つとは見えない兵介(市川雷蔵)に対する、武蔵の弟子で、武蔵より「見切りの秘太刀」を伝授された鈴木綱四郎(勝新太郎)、兵介を想う、武家の娘さんに対する同じく兵介を慕う遊女・美和と、コントラストの構図ははっきりしており、殆んど考えなくともストーリー展開には付いていける。この構図は、兵介に懸想する美和に、何故か綱四郎がぞっこん惚れ込んでいるところから、錯綜し、こうして、幼馴染でもあり、また良きライバルたる剣友・兵介への綱四郎の敵愾心はいやが上にも高まり、結局、この邪恋が、美和も、そして綱四郎自身までも亡ぼすことになる。

本作は白黒映画である。