pauh

地獄の黙示録 ファイナル・カットのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

表面上のなんとなくのストーリーだけで、ちゃんと深いところまで理解できず終わってしまい、また何度も観たり数年後に観ることで見方が変わりそうな作品だなと思いました。
ただめちゃくちゃお金かかってるんだろうなと素人目線から観ても思う程の戦場シーンの迫力が凄く、臨場感とインパクトに圧倒され眺めているだけでも面白かったです。
手や脚を失った兵士や爆撃、あちこちで燃え盛る炎など遺体の痛々しさも迫力があり戦争の凄惨さを改めて感じられました。
有名な牛宙吊りや名優達の若い頃にも興奮し、80〜90年代の作品を良く観る自分としては新鮮でそういった部分も楽しめました。
すぐに退場してしまったものの一時的に仲間になった白い子犬も可愛すぎて、画面の端にちょっと映ったり抱っこされて手をぎゅっとしていたりと束の間の癒しになり可愛かったです。
後半やっと登場したマーロン・ブランドの凄みも印象的で、演技だけで無く陰影など画としてもインパクトがあり観ているこちらまで息を飲んでしまうような緊張感がありました。
ラストシーンの牛が可哀想でならなかったですが、だからこそよりインパクトのあるシーンに感じ最後の最後まで迫力があり凄かったです。
理解を深める為にまた何度も観たくなる、迫力が凄い作品でした!
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