紅孔雀

インデペンデンス・デイ2019の紅孔雀のレビュー・感想・評価

1.8
録画してある作品中でFilmaの平均点が多分最低。なんと1.8点であります。レビューされた100人近い方の採点が殆ど1点台ということ。皆さん、どこが気に入らなかったのか。些か動機が不純ですが、興味津々で見始めました。
突然イギリスの片田舎に巨大な宇宙船が飛来。これが浮かんでるだけで何もしないんですが、地上では勝手にパニクって、略奪やら撃ち合いが起こります。典型的なB級SFのスタートです。そして160年前に宇宙船に連れ去られた英国紳士が舞い戻ってきたり、宇宙人の中に敵と味方がいたり、さらには冷凍保存されていた侵略側の宇宙人が覚醒したりします。今までの傑作SF映画のサワリを詰め込み過ぎて、もう収拾がつきません。
詐欺まがいの邦題、薄っぺらな登場人物、安っぽい特撮、無駄にリアルな治療シーンなど、低評価の理由が満載ですが、皆さん最大の不満は、この詰め込過ぎのストーリー展開だったのでは。B級のくせに2時間は長いやろ、という怨嗟の声が聞こえてきそうです。
ある意味、稀有な作品。一見の価値はあるかも知れません(笑)。
紅孔雀

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