エドワード・ノートンが監督、脚本、主演を務めた今作。
チック症がありながら人並み外れた記憶力を持つノートン演じる探偵ライオネルが主人公。親代わりのボスを殺され、その犯人を追ううち政治の闇にも近づいていく。
エドワード・ノートンの演技は流石というか安定感があり安心して観てられる。ストーリーに派手さはないけど、50年代のニューヨークの街並み、衣装、ジャズがとてもいい。ライオネルの車やローラが着てたコートのターコイズブルーが各所に使われてて、色使いも好き。暗闇に赤いネオンが灯る中、真っ赤なバスローブを身につけてローラが走る寄るシーンも美しかったなぁ。
