初ヴィスコンティ。
バガボンドのジーノは、ふらふらと入った食堂にいたジョヴァンナに恋してしまう。ジョヴァンナの夫は食堂の主人で、ジーノに仕事をやり、良くしてくれる。しかし、愛し合うジーノとジョヴァンナは、夫ブラガーナを殺害する計画を立てるが。。
1943年の映画で、ネオリアリズモの初期作品だとする説もあるらしい。そう言われればそう見えるかも。
とくによかったのが、ジーノの浮気を向かいのテラスから監視するジョヴァンナのシーン。カメラがぐるっと回って街の雰囲気を捉えるショットは感動。
ジーノ役のマッシモジロッティは去年見たテオレマにも出ていたけど、全然雰囲気違ったなあ。