・ジャンル
サイコホラー/スリラー/サスペンス
・あらすじ
女子大生のハーパーはストーカーじみた監視と暴力を彼女に向けるアルコール依存の恋人サムの存在に思い悩んでいた
ルームメイトのベイリーはそれでも別れに踏み切れずにいる彼女を他の友人らとハロウィンパーティーに連れ出す
そして夜も更けた頃、一行は“究極”と謳うお化け屋敷に行く事に
始めは子供騙しと余裕だった彼らだが間も無く恐ろしい光景を目の当たりにし…
・感想
“究極のお化け屋敷”で巻き起こる謀略と殺戮を描いたホラー作品
製作にイーライ・ロスが参加している
お化け屋敷の演者達のビジュアルや痛々しいゴア描写等はそれなりに良かった
けど主人公ハーパーの幼少期のトラウマを絡めたり、後半から普通に話す演者達が出て来たりする事で世界観の良い部分を一貫させられていなかったという印象
心理的な恐怖を描くにせよ肉体的な恐怖を描くにせよどちらかに振り切ってとことんやるか、あるいは互いを高め合う形で絡み合わせる
そういう事がこの手の作品には必須だと思うんだけどその点でも中途半端
何より登場人物にマジでアホしかいない感じもなぁ…
シチュエーションはベタながら良かっただけに色々と惜しい作品だった
せめて真相をちゃんと描いてたらまだマシだったかも？
