そうねだいたいね

レディ・オア・ノットのそうねだいたいねのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

念願のディズニープラスに加入したので、1本目は君に決めた!結婚式版『パージ』やな。世間一般的に変と思われることを普通と思っていることが1番怖いか…なるほど。もはや家族というよりカルト宗教やし悪魔儀式。なぜゲームをするのか?なぜ花嫁に黙っていたのか?それらの問題に何とか説得力を持たせようと、しっかりと長い尺を使って説明してくれてるんだが、結局のところ「じゃあ結婚すんなよ」としか思えないというか。要するに、新郎は愛する人と一緒になれないなら、愛する人が死んでも構わないということよね。それはそれで別に良いし、そういう人がいても勝手にしてくれなんだが、自分はどちらかというと、愛する人を危険な目に合わせてまで一緒にはなりたくないというか、下手したら一緒になるどころか死ぬわけで、30年前を最後にかくれんぼのカードは引かれてなかったから確率的に無いだろうと高を括っていたんだろうが、にしてもグレースの台詞にあるように、アレックスは自己中よな。アレックスが全部悪い。しかもダニエルと母親が殺されてからアレックスは突然寝返る(というかゲームのルールに従う)し、自分の好きな人を危険に晒してまで結婚したんだろ?それで結局家族って…もういいよそういうの。アレックス、テメェは男じゃねぇよ。ラストのエンドクレジットの入り方が好み過ぎてマジで最高でした。