遊

街の上での遊のネタバレレビュー・内容・結末

街の上で(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これこれ!って叫び出したくなるくらい今泉力哉にこれを求めていた
サッドティーのメガシンカ版
これからの今泉作品がどうなっていくかは分からないけど、この作品は現時点での代表作になって然るべきだと思う

会話はずっと自然を装った不自然だし、あんな話してくる警察官居ないし、自分の元カノが最近たまたま遭遇した役者と付き合ってるなんて偶然にも程があるし、「退屈な日々...」と同じく少ない登場人物を無理やりつなげて複数の物語を展開させようとしてるの見え見えだし、でもめっちゃ面白いこととそこは本当に別問題だ 学校で脚本の先生に言われること全部無視しようと思えてきた

ロメール映画の会話って自然なの?って疑問がやや解けたかも 下北沢の20代があんなおしゃれな会話毎晩してるわけじゃない したいだけ たぶん その理想の映像化 下北沢住んでないからわからんけど
最高の余韻に浸りながら都会をフラフラしたいのに、このあとすぐギトギトのアクション映画のチケット買っちゃってた自分を恨む
遊