多分この映画は私が今泉力哉作品に求める全てが詰まっていた気がする。男女の微妙な関係。少し曖昧だったり、信じられないほど気まずかったりする。どこで曖昧が始まり、どこでそれが終わるのか。終わっても尚空気中に漂う曖昧さに絆されてたりして。
私は自分の世代のことしかわからないけど、この世代が持つ特有の“適当さ”をうまく描きこんでおり、クスッとなるシーンが多かったかな。どうなんでしょうか、サブカルチャー好きな自分が好きというのがこの時代の象徴だと思ってしまうのは私だけでしょうか。まぁ何かを好きって人様に証明することでもないし、他人が口出しすることでもないと思う。自分が幸せなら、偽陽性的扱いでいいのではないでしょうか。
まぁなんといっても今勝手に期待してる若手俳優no.1の若葉竜也主演作品なのでこちらも期待を込めて気を張って観てました笑。もう少しゆる〜く観るべきでしたが🙃