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街の上でのKAZUのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
4.0
再開発でオサレタウンに変貌を遂げた下北沢を舞台にした群像劇であるが、作品に流れる空気感は、まさに古き良きサブカルタウン下北沢のまんまだった。

たわいも無い会話、出会う人々との日常全てが愛しく感じられ、こんなエモい邦画は久々に観たという印象。ストーリーも着地点もふわっとしてるのだが、その作り方、描き方そのものが、古き良き下北沢を上手に演出している。これは、「今」の下北しか知らない観光客には分からないかも。

古着屋、レコ屋、寂れたライブハウス、あー懐かしい。
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