コゴナダ監督・脚本、コリン・ファレル出演のSFファンタジー映画。A24、キノフィルムズ配給。
人型ロボットが一般家庭にまで普及した近未来。茶葉の販売店を営むジェイクと妻カイラ、幼い養女ミカは慎ましくも幸せな毎日を過ごしていたが、ロボットのヤンが故障で動かなくなり、ヤンを兄のように慕っていたミカは落ち込んでしまう。ジェイクは修理の方法を模索する中で、ヤンの体内に毎日数秒間の動画を撮影できる装置が組み込まれていることに気付く。そこには家族に向けられたヤンの温かいまなざしと、ヤンが巡り合った謎の若い女性の姿が記録されていた・・・。
【キャスト】
コリン・ファレル：ジェイク
ジョディ・ターナー＝スミス：カイラ
ジャスティン・H・ミンヤン：ヤン
マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ：ミカ
ヘンリー・ルー・リチャードソン：エイダ
上映時間96分、huluで記憶が飛びながら何とか鑑賞。
独特な映像美から随所に優しさが伝わってくる作品です。
冒頭のネットでのダンスゲームは面白かったですが、その後はゆっくりとした時間が流れていき盛り上がるシーンはなく、フラットな気持ちで鑑賞しました。
家族の人種が違うのが最後まで違和感があり感情移入は難しかったです。コリン・ファレルは拘りのある茶葉を営んでいますが、唯一のお客さんの要望に応えられなかったのがちょっと訝しいです。
ヤンの記憶の中にあるエイダが実際に現れた後に、時間軸がどうなんだろうと思っているとコリン・ファレルと話している途中で消えてしまうシーンは納得させられました。
