受験期に塾抜け出してFAKEを見に行ってからもう3年が経った。
今回もあの衝撃を求めて鑑賞......
って、こんなに笑っていいんですか!?
まず、ドキュメンタリーの名前には騙されてしまう作品ではあります。
コメディ寄りで描かれていて、それでいて編集が好みではない。アニメ描写も出てくる。うん、ちょっと謎編集が多かった。
それらを考えても面白い映画でした。監督のリベラルの考えを示しながら、記者という仕事の定義やあり方を示している。
何重にも重なったミルフィーユのような。
剥いても剥いても終わりのない玉ねぎのような。
どんどんボロが出てくる政権のような。
いろんな皮肉と悔しさを込めた映画(ドキュメンタリーではない笑)は初めてでした。
監督のお陰で気づく視点や、変えられていく持論。監督に反発する考えをもつ自分が好きです。
fakeとは全く違う良さを出してくれた作品!面白い!