るうちゃん

きっと、またあえるのるうちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

きっと、またあえる(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

結果が全てでは無い、それまでの過程が重要であることを学んだ作品だった。
最初はこの調子が2時間続くのか、インド映画にしては飛び抜けた面白さがないなと感じていたが話が進むにつれてのめり込んでいる自分に気がついた。でも、やっぱり見ている最中は、私も結果がどうなるのかが気になって先を急いでいた気がする。でも回想シーンのラストでただのハッピーエンドでは無いのではないか、結果が全てでないことを教えてくれるのではないかと思ったらまさにその通りだった。本当に最後まで視聴者を手放さない構成としても満足する作品だった。
やっぱり人間は結果ばかり大きく捉えてしまいがちだが結果さえ良ければ良いという問題ではなくて、求めていた結果にならなくても、その過程が充実していればしているほど他で得られるものも沢山あると知った。私ももちろん良い結果が欲しいが、それだけを求めるのではなく努力して過程を充実させて、なにか得られるものがあれば良いと思う。