子供の危うさが物語に説得性をもたせるスリルある映画
兵士として教育を受ける8人の子供のコミュニティと博士と呼ばれる女性アメリカ人1人の人質が逆ホームアローンのシリアス版のようにおりなす物語
何かのドラマか映画で「子供は大人が思っているより子供だが、大人が思っているより大人だ」というセリフがあったが、まさにそれを体現している。
その大人では計り知れない子供の行動と人質となった人間の狂気、自然の脅威が展開を読めなくさせるので見入ってしまう。
濁流の川での子供達のチェイスシーンは「え!?どうやって撮ったの?」と思うし、要所要所にこの映画を撮るにあたっての過酷さが見えてなかなかに衝撃的な作品でした。