クリムゾンキング

La nuit de la mort! (原題)のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

La nuit de la mort! (原題)(1980年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

介護の仕事でやってきた老人ホームのジジババがが実は食人ジジババだった!!!

おフランス産最初期のスプラッターらしく、特殊効果はちょっと精巧さが増したH・G・ルイス風、とか言うと怒られそうだが、実際には前半と終盤に出てくるだけでそれほど量はないとは言え、なかなかの気合の入り様。

結構早めに食人ジジババの正体(というか食人行動)が明示されるので、「こいつらなんか変!」というミステリー的な楽しみは薄れるものの、ヤバい行動&不安を煽るようなスコアと夜中に隊列を組んでンゴゴゴォー!と歩むジジババのなんと不気味なことか。

「なんかやべーもん喰ってる姿見たのに平然と寝るんかい!?」とか、「その発言、失礼すぎるんでないかい!!?」とか色々あるけど、雰囲気抜群、見応え十分な作品だった。