コロナ禍の一人暮らしで感じた孤独と寂しさ。
恋人じゃなくても家族じゃなくても、ふとした時に思い出す大切な人がいるじゃない。それだけで生きてる意味はあるじゃない。そう気づける映画でした。
余命宣告前後で、時系列が行ったり来たしながら最期の日を迎えるまでを描きます。
彼らが過ごした大切な時間を、エピソード毎に美しい映像と共に、ゆっくりじんわりと見守ることができました。
妻を支える日々の中で、あんなこともあったな、こんなこともあったな、とマット自身が思い出して噛み締めているような構造でしたが、原作はどうなっているのかな…
espuireで公開されているので後ほど読んで追記します。
そして映像が美しい。
光の差し込む部屋、ガラス張りの玄関、家族の思い出の絵たち。
海も山も近くて、どの映像も、愛に包まれるようなあたたかさがありました。
