【クヴェヴリ製法のワインが飲みたい!】
11月にアップリンクでワインドキュメンタリーが2本公開される。そのうちの1本『ジョージア、ワインが生まれたところ』を観ました。
ジョージアワインというとあまりピンとこないのですが、ジョージアはワイン生産に向いていると言われている北緯30〜50度の間ど真ん中に位置する国です。
そこでクヴェヴリ製法で作られるワインはユネスコ世界無形文化遺産に登録されている。クヴェヴリ製法ではないのですが、ブンブンは神楽坂にあるアジアンパームでナパレウリを飲んだことがあります。ナパレウリは、土の風味が口の中に広がる独特なテイストで一度飲んだら忘れられない味だ。恐らくは、クヴェヴリもそれに近いであろう。フランスやイタリアとは違う独特なテイストが生まれる過程を本作は描いている。
職人のドキュメンタリーは、決して年間ベストに入るわけではないが、たった数分〜数時間で消費されてしまうものの表層下にある歴史の重みを味わせてくれ、それがその対象を観る眼を豊かにさせてくれます。
美味しい葡萄ができるようお祈りを捧げ、後継者育成、政治問題、不作といった苦境を乗り越え、昔ながらの製法ながら一筋のテクノロジーを織り交ぜクオリティを保っていく。
そんな職人の努力を観ると今日も仕事頑張ろうと勇気付けられます。
amazonで調べたらクヴェヴリ製法のジョージアワイン、そこまで高くなかったので、買ってみようかなと思いました。