あぱっち

Death Force(原題)のあぱっちのレビュー・感想・評価

Death Force(原題)(1978年製作の映画)
3.3
ロジャー・コーマンの門下生としてフィリピンを拠点にB級アクション&ホラーを量産し続け、タランティーノ監督が敬愛し『キル・ビル Vol.1』でオマージュしたキャラクターも登場させた事で知られるシリオ・H・サンチャゴ監督によるリベンジアクション映画

"金品を奪われ海に投げ捨てられた黒人ベトナム帰還兵が流れ着いた孤島で日本兵の生き残りにより武術を伝授してもらい復讐を開始する"という70年代ならではのブッ飛んだストーリー

いわゆる"グラインドハウス"で上映されていた映画で、決して大物俳優や大金を注ぎ込んでいる訳でもないけど手堅くまとめられているので飽きる事なく普通に楽しめる

予算の都合上、日本兵役は日本人及び日系人ではなく現地のフィリピン人をそのまま起用しているけど特に違和感はない

戦闘シーンでは『特攻野郎Aチーム』のテーマ曲を100倍ショボくしたようなBGMが流れるのは流石に笑ってしまった
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