しちれゆ

ダンサー そして私たちは踊ったのしちれゆのレビュー・感想・評価

3.5
以前から東欧の民族舞踏に関心があり見に行きました。
東ヨーロッパとも西アジアとも位置づけられるジョージアのグルジアンダンスはウクライナのホパーク(コサックダンス)の要素もありながらコンテンポラリーダンスにも似て優雅で力強い。
メラブはジョージア国立舞踏団の日本的に言えば2軍の団員。彼が舞踏団の新入りイラクリへの恋の苦悩の中で成長していくLGBTQ+映画。メラブが恋に舞い上がりハッピーオーラ全開かと思えば一転メソメソしたり…が少々退屈。イラクリがピアスを落として「ない!」と言ってるのも実はメラブが大切に持っていたりとか…女々しい…
けれど最後のメラブのダンスは強い気持ちと色気に溢れていました。メラブ君 一皮むけましたね。
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