ダンサー そして私たちは踊ったの作品情報・感想・評価・動画配信

「ダンサー そして私たちは踊った」に投稿された感想・評価

leyla

leylaの感想・評価

3.8
キャッチコピーも読まずにジャケ借りしました。
スウェーデンの女性がダンスに賭ける青春映画かなと勝手に想像してたら、LGBTQ作品。
しかも、写真は男性で、舞台はジョージア。ジョージアっていったら栃ノ心(相撲)か柔道やってる国のイメージしかなかった。

ジョージア国立舞踊団に所属するダンサーのメラブが、性に目覚めた歓びと哀しみを描いた作品。

舞踊団に新しく入団した青年イラクリとメラブは、ともにメイン(主役級)の団員になるためにオーディションを受けるライバルでもある。そんな二人が次第に惹かれ合っていく…。

「君の名前で僕を呼んで」的な内容ではあるけど、お国柄の違いは大きい。

ジョージアはソ連から独立した国で、同性愛に保守的。この作品の上映をめぐり上映阻止の危機や大抗議行動もあったんだとか。撮影もゲリラ的に行い、舞踊団にも協力を断られるなど、困難な状況で作り上げています。

LGBTQ作品は数々あるし、内容としては普通だけど、この国の事情を考えると大きな意義のある作品。

ジョージアのダンスは伝統的で、動きや音楽も独特でけっこう好き。
「男らしくない」と振付師に言われた主人公のメラブが、ラストにすべてを吹っ切って自己流で踊るダンスは素晴らしく、晴れ晴れしました。

主役のレヴァンさんはジョージアのコンテンポラリーダンサーで、映画初出演。恋に目覚める心の機微を演じてて俳優並にすごい。
しかも、「千と千尋の神隠し」ファンなんだそう。それがわかるシーンもあって嬉しくなった。

イヤな感じの兄が最後は弟思いのいい人でよかった〜。
白湯

白湯の感想・評価

-
千と千尋のポスター剥がさないでくれてありがとう。

名前だけは知ってるけど他は全く知らなかったジョージア。映画を通していろんな国の文化を知ることができて幸せです。
君の名前で僕を呼んで
のような雰囲気
中性的な顔立ちの主人公が儚げで綺麗
民族舞踊も力強くてよかった
playground

playgroundの感想・評価

3.7
思春期やっぱりややこしい、ややこしすぎるのに、それプラス同性愛だったり、ダンスだったり、貧乏だったり、お国柄だったりでドキドキハラハラしました。
幼馴染みの彼女ちゃんが一番可哀想だったような…いい娘なのに。
ap

apの感想・評価

4.7
主人公メラブは日中は国立舞踊団で厳しいトレーニングを受けながら、夜はレストランでアルバイトをして家計を支えている。幼なじみの女の子と付き合ってる感じの間柄だが、新たに入団してきた青年イラクリのことが気になり、共に過ごすうちにお互いに惹かれ合っていく……。

舞台となるジョージアの国立舞踊団では、男性は強さ/女性は優美さ・処女性という前時代的な踊りと精神を求められる。メラブはコーチから「もっと男らしく」と指導を受ける。序盤から、ジョージア社会の抑圧、若い世代の感じる息苦しさ、社会から求められる姿とリアルとのギャップ、LGBTQ+への根深い差別と排除の空気がジリジリと描かれる。そんな中でイラクリと出会って、恋を知って、喜び、浮き立つメラブの素直な表情がほんとにかわいくて。初々しくて。イラクリと仲良くなることができた帰り道やふたりでいるときの様子から、どうしても浮き立ってしまう気持ちと膨らんで大きくなる恋心が伝わってくる。たばこを取り合う駆け引き、じっ…と期待するような見つめ方、立ち去るイラクリを見る表情、体育座り、うっとりするようなオレンジの光。

メラブが自分らしい踊りで未来へと羽ばたいていくラストが素晴らしかった。叶わなかったけど運命を変えた初恋。「ジョージアに未来はない」というはっきりした言葉が兄の口から出てきたけどメラブを理解してくれる人、助けてくれる人、応援してくれる人の存在があってこそのラストの流れは、これからのジョージアに訪れる変化をほんのり予感させるようだ。清々しくてやさしい余韻でしばらく抜け出したくなかった。

部屋に貼ってある『千と千尋の神隠し』のポスターだけを剥がさずに残すシーンも印象的だった。あの電車の場面は、どこにも居場所がないカオナシが自分らしくいられる場所を見つけるための旅の始まりともいえるから、ジョージアから追い出されてしまうメラブの旅立ちとその先にある希望(カオナシは銭婆のところで自分らしい姿のまま受け入れられる)を重ね合わせているのかな。

このレビューはネタバレを含みます

ダンスとバイトの休む暇もない二重生活を続けていたメラブの前に天才的センスを持つイラクリが入団し彼に憧れと共に恋心を抱いていく映画
男らしい舞踊を50年以上強いられているジョージアでメラブが自分というものを審査員に見せつけて終わる終わり方はフラッシュダンスのような爽やかなラストで印象に残る
水

水の感想・評価

3.5
初のジョージア🇬🇪映画
ジョージアってどこ??と思い調べたら、トルコの北に隣接する黒海沿いの国ですね。

幼少期からダンスパートナーのマリとジョージア舞踊に励んできたメラブは、練習とバイトで多忙な日々に明け暮れていた。そんなある日、才能あふれるダンサー、イラクルが入団してきた。やがて早朝に2人で練習をするようになる。

ジョージア舞踊音楽がとても素敵💕
太鼓とアコーディオン?
練習でもずっと生演奏で
テンション上がりました🌼

頭の先から指の先まで身のこなしが美しく、ダンサー達で少し遊びに行くだけで、ちょっとした音楽で踊り合う光景が自然の光と合わさって、うっとり😍

才能あふれる2人、惹かれ合う2人
メラブ役のレヴァン・ゲルバハアニがとても中性的で可愛らしく、男同士でも絵になってた🥰

そんなジョージアでは、同性愛が発覚すると修道院に入れられるという、衝撃の待遇…厳しすぎる😱

伝統的なジョージア舞踊も
男は男らしく、女は女らしく。

そんな伝統を打ち破る新しい風
最後のダンスは圧巻で、メラブのすっきりした表情が印象的でした😊

終盤に魅せる兄弟愛のシーンの
部屋のポスターが『千と千尋の神隠し』でした😳ジブリは世界共通ですな💕
パール

パールの感想・評価

3.9
初ジョージア映画。
この映画ジョージアの事を少し調べてから観た方がもっと良さを感じれたかもと少し後悔。

ダンスをテーマにした映画は好きなものが多い。鍛えあげれた体、しなやかで美しい動きに心奪われてしまう。

ジョージアの国立舞踏団で小さい頃からトレーニングを積んで来たメラブ。ジョージアンダンスは気高さ溢れる伝統舞踊。男は男らしくが基本。才能はあるけれど、しなやかで繊細なイラブのダンスは少し違う。

メイン団に入れれば生活も出来るが、電気を止められてしまう程メラブの生活は貧しい。メイン団に欠員が出てオーディションに出る権利を勝ち取ったイラブ。同じ頃カリスマ的な魅力のあるイラクリが入団してくる。

伝統をそのまま大事に引き継ぎ、それ以外許されず、同性愛にも否定的。保守的で息苦しい。

メラブが恋をしてから変わっていく様子がダンスに重ねられて表現される。惹かれ合う様子とか止まらない思いとか凄く伝わってくる。

メラブの事が好きなマリがめちゃくちゃいい子だし、すっごくダメダメな兄がメラブを信じて守り、背中を押すシーンがたまらなく良かった。
ジョージア(旧グルジア)を舞台にした映画。伝統舞踏、石造りの住宅、食事結婚式など、とっぷり異文化に浸ることができた。

前半に舞踏指導者が言った言葉「舞踏は完璧を追求することではない。我が国の精神そのものだ」が印象に残る。

主人公メラブは、この言葉(思想)に抗って自らの欲動を解放してゆく。青年期のナイーブさと奔放さが入り交じった姿がリアルに描かれ好印象。物語の最後、様々な経験を経た果て、欲動に突き動かされるダンス(躍動する肉体)シーンは圧巻。

我が国における“守破離”の過程が描かれていたのかな、と思う。とすると、メラブが舞踏審査の前夜、部屋の壁に貼られたポスターを剥がしながらも、「千と千尋の神隠し」だけを剥がさずに残したのは?

ジョージアの伝統・精神を守り、破り、離れるのに“日本”という異文化を頼りにしたのかも…
初ジョージア映画🇬🇪

〝セルゲイ・ポルーニン〟を見た時も思ったけど、ダンサーって立ち姿が美しい✨
(わたしは猫背だから🐈憧れる🤤✨✨)

ダンスシーンは躍動的で美しかった‼︎

メラブとイラクリ
2人のキンタウリシーンがかっこよかった‼︎
手を動かす所作だけでも色っぽい😳❗️

ダンサーさんって指の先の先まで美しい🤚✧︎*。

ガッツリ今からダンスします🙋🏻‍♀️🙋🏻‍♂️っていう時も、素敵だけど・・・

友達と遊んでいたり、ふとした日常生活で
軽く踊る時がめちゃくちゃ美しくて自然にかっこよく感じた‼︎

『ジョージア舞踊を侮辱している』と言われたダンスシーンが1番印象的🥺👏‼️
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