このレビューはネタバレを含みます
サスペンス系の話なのかと思いきや、今後の人生に希望が持てる系の話だった
事件に巻き込まれて本体は亡くなったと思ってたから、そもそも事故だし本体はまだ生きててホッとした
最後も自殺的なエンドかと思いきや、これまた右手をなくした青年がジャンプを成功させて今後の人生に希望を持つような場面で締めくくられててすごいよかった
全体的に運がないタイプの主人公だったけど、運があるタイプの人間からするとどうしても避けられない不運はさておき、日頃の小さな幸せを見逃さずに全てにありがたがるとか、大きな声で背筋を伸ばしてハキハキ喋るとか、できるだけ笑顔でいるとか、日々の自分の行動の積み重ねの全てが運に繋がってると思ってるので、ラストシーンの主人公はこれから割と幸運な人生を歩めそうって思った
手を切断して一見さらに不幸になったように見えるけど、幸運の兆しが見える終わり方なの本当に良かった
人生全て自分の考え方と行動次第
自分の人生なんだから、自分が満足できればそれでいいんだよ
2024年55本目
(祝600本!🎉)