リリー

ロストガールズのリリーのレビュー・感想・評価

ロストガールズ(2020年製作の映画)
3.5
実話に基づく話だからかハッピーエンドではないので、真犯人への憤りは残ります。世間や警察による売春婦への蔑みにも苛立ちを感じます。助けを呼んでから1時間も到着までかかるという、警察の無能さと相手を選ぶやり方に怒りを覚えます。
それでも、一番心に沁みるのは母親の執念深さです。母は強し、だと実感します。劇中の台詞「みんな(被害者の母親や妹)、自分たちがひどい母親や妹だったことを忘れたいのよ。」が印象的です。
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