ロストガールズのKomiのネタバレレビュー・内容・結末

最初小説の映画化かと思って観てまして、あまりの起伏のなさと、警察の無能ぶりがベタベタに描かれていたので、折角のガブリエルバーンなのにまじかこの作りどんな意図？って思ったんですが、最後の最後で実話ベースだってことを知りました。実話ベースなら納得です。

職業差別とか、その家族への偏見とか、ほんとしんどいテーマ。母が何故長女を施設に預けたかわかってくる過程で、次女が知らずに母を責める場面ではやるせなくなりました。この母は最後まで強く、諦めない姿が描かれていましたが、映画中、たった一行で過ぎていった一年という間、どんな想いでいたかを思うと辛くなったし、彼女の最期の経緯もなんだか報われていなくて悲しかったです。

そして、あんなに少女たちを殺して埋めた犯人は、まだ捕まっていないのですね。