このレビューはネタバレを含みます
アニメのお子さま版鬼太郎しか観ずに育ってきているので原作漫画のおどろおどろしさとかあんまり知らないし、今回のお話が原作にあったものなのかもよく知らないけど、そこから考えるとちょっと大人すぎるお話でした。なんか犬神家の一族みたいな感じもしました。
描写はかなり残虐なんですが、人の雰囲気がみんな可愛くて残虐に見えない。妖怪たちも狂骨すらも怖く見えない。ついでに悲しい話なのに悲しくならない…。最後の時貞の姿はギャグみたいにもコナンみたいにも見えちゃった。
猫娘は自分の中ではワカメちゃん的イメージ(=かなり子供)なのでこの映画の猫お嬢さんはちょっと違う。
いろいろ不完全燃焼ではありましたが面白かったです。
「クリームソーダを喫しました」
という表現がかっこええ。使ってみようかな。クリームソーダは飲まないけれど。