このレビューはネタバレを含みます
仮面ピエロが病院立て籠りを行う中で、急遽代理で来た当直医師がその病院の不審な点に気づき始め、やがては国を巻き込んだ陰謀に繋がっていくストーリー。
いわゆるどんでん返しテイストの本作。予想がつかない終わり方で、ほどほどにワクワクできました。題材は良くて、役者も悪くないと思うんですが、やたら間延びが目立った印象と突っ込みどころ満載なのが残念。登場人物が少ないので、とっちらかった感じではないのですが、ピエロがあまりに甘すぎ・騙されすぎでなんだかかわいそう。永野芽郁への制裁はなしってのもピエロをやっときながら、それはないだろと。ピエロさんに何も恨みがなかっただろうに切り捨てたのもしっくりこない。
途中まではスリリングなどんでん返し劇場ができてるんですが。。登場人物がわりと隙ありすぎるので、リアリティは欠けてしまいます。もっと良く作れたはずと思ってしまう。