ロキ氏

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男のロキ氏のレビュー・感想・評価

3.8
全編がポスターのように青みが掛かってるフィルター撮影で、汚水によるきっかけから“水”をイメージした静かにそしてどこか濁りを感じる映像の全編。

「20年前にこんな事があった」という単なる歴史の話しではなく、今現在もなお戦い続けてるという点でビックリしました。


いわゆる正義の弁護士が少数精鋭で立ち向かう様をカッコ良く魅せる活劇とは違い、大企業がこんな恐ろしい事をしてて自分達は今こういう戦いをしている最中です!という事実を少しでも皆んなに知ってもらいたいという訴えの映画。


といっても映画的な演出も忘れてない作りで、静かで淡々と進んでいく話しですが、どこか不気味で不安感がつきまとう話。

良い事もちょいちょいあるが、巨大企業相手にそんな簡単に事は運ぶはずがなく長くて苦戦を強いられる闘いが続いていく。


今作でのアン・ハサウェイは控えめで主張をしてこないが、決めるときは決める妻であり夫の良き理解者でありとても好印象でした!


仰天ニュースで特集組んでも良さげな内容で、考えさせる内容の映画でした!^_^
ロキ氏

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